
公益法人法の改正に伴う特例民法法人の公益法人への移行認定、一般法人への移行認可申請期限まで残すところ2年となりました。
特例民法法人の移行認定・認可申請に対する答申件数は、平成23年10月26日現在3,425件で、内訳は以下の通りです。
財団から公益財団へ 1,470件、 一般財団へ473件
社団から公益社団へ 900件、 一般社団へ582件
特例民法法人は全国に約24,000ありますので、平成20年12月の新法施行後本年10月まで5年の移行期間のうち約6割が経過しましたが、進捗率は全国でわずか14%ということになります。
行政庁によって、進捗状況に差が見られます。国、東京都、神奈川県、埼玉県の答申件数は以下の通りで、東京都所管法人の進捗が目立ちます。
国所管法人 約6,600のうち1,198法人(進捗率18%)
東京都所管法人 約840法人のうち263法人(進捗率31%)
神奈川県所管法人 約620法人のうち73法人(進捗率12%)
埼玉県所管法人 約430法人のうち21法人(進捗率5%)
公益法人に移行するか一般法人に移行するかを決定し、事業内容を見直し、定款変更案と計画を作成し、臨時社員総会、評議員会を開催し、申請書を提出するのに6ヶ月はかかります。
申請書を提出すると、従来の行政庁所管部署と事務局が定款案と申請書の内容を点検します。この時点で補正や追加書類の提出を求められます。その後、審査会(審議会)に付議され、旧所管部署が委員の質問等に対応し、委員から補正、追加の要求があれば、所管部署の指示を受けて申請者が対応することになります。
申請書を提出してから答申を受けるまでに少なくとも4ヶ月はかかっています。
つまり、スタートから答申取得まで1年がかりのプロジェクトです。「まだ2年ある」と考えるのは危険です。「もう2年しかない」と考えるべき時期にきています。
早め早めの対応が肝要です。
(公益法人information 平成23年10月26日時点の「答申・勧告・その他決定等」の答申情報から作成したものです。)